雑記 |

2020.03.13

先日、なんとなく点けつけてたテレビの音楽番組で、世界の YAZAWA 御大のインタビューが。内容としては、音楽業界の「定額聞き放題」について氏の意見を求めるもので、矢沢節炸裂でこんな感じの内容を話していた。
 
“サブスクは世界的な流れであって誰も止められない。それは音楽に限らず他の分野でも同じようなことが起こってる。ヨダレが出るくらい欲しいと思わせないと価値がない。どうぞどうぞって垂れ流すように音楽をばらまいてきた結果、音楽の(市場)価値が下がってしまった。価値を取り戻すことが大事。音楽やライブは不滅”。(かなり意訳)
 
いやーホントそうだよなぁ、と膝を打った。僕らが関わるリテールの世界も、加速度的に状況が変化している。言葉はアレだが「ヨダレが出るくらい欲しい」と思わせられるものをつくれないと。「価値」をダイレクトに届ける術を持たないと。立場は違えど、メーカーもデザイナーも作家もアーティストも、立たされている岐路は同じだろう。これまでの商慣習やなんとなくのアイデアでは通用しない“本物の”資本主義がもうすぐそこまできてる気がする。そんな時代に吹くのは、果たして僕らにとって追い風なのか向かい風なのか。そもそも、元からコネも無けりゃシホンも無いんだから、失うものも無い。ツールの民主化は進む一方だからこそ、僕らみたいなのが風穴を空けるチャンスも転がってるはず。現実的な楽観主義でいこう。