ハロー2022 |
2022.01.05Design Anthology Awards 2021 |
2021.11.12有難いことに受賞関連が続いている。Design Anthology Awards で、いざわせいとうの Mikawa Blend series がファイナリストに選定された。Design Anthology は香港を拠点にアジア・オセアニア地域のデザインに焦点を当てた雑誌メディア。残念ながら入賞は逃したが、いざわせいとうはオーストラリア、台湾で多くの方に愛用してもらっている製品ということもあり、ぼくらにとっても嬉しい知らせとなった。コロナの影響で現在生産が叶わない状況が続いているが、また近い将来、生産再開できる日を願って、井澤さんたちと今できることをやっていきたい。
Design Intelligence Award 2021 |
2021.11.07岸本挽物の NEWTONS が、中国の国際アワード Design Intelligence Award (DIA) にて、佳作にあたる Honorable Mention を受賞。入賞は逃したが、今年度は世界中から8000近い応募が集まり、200強の製品がこの Honorable Mention に選定された模様。倍率でいうと0.03にも満たないほどだし、周りのエントリーを見渡しても所謂「役に立つ」問題解決型のデザインばかりが受賞してるので、NEWTONS のようなファジーなデザインが喰い込んだ事自体が大健闘っしょ。と二人して勝手に解釈している。お国柄やアワードの成熟度によって、デザインへの物差しは大きく異なってくるが、今回のようにアウェー(?)でも一定の評価を得られたのは、NEWTONS の可能性を感じられる収穫だったように思う。
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卵とニワトリは同時に生まれる |
2021.11.05プロダクト、コンセプト、コミュニケーション。自分の体感としては、それらを分断してデザインを切り売りすると、「総合」として取り組んだ場合と比べて効果は10分の1以下になるイメージ。勿論、売上だけの話ではなく、積み上がっていくブランドイメージとして。もはや、モノさえ良ければ〜という時世でもないし、今どきにソーシャルなイメージだけが先行・乖離するのも違う。卵が先でもニワトリが先でもない。卵とニワトリは同時に生まれる。少なからずデザインに投資しようという人間に、これをわかっておくれという方が酷なのだろうか。だからこそ「説得」ではなく、お互いを信じる力が問われている。
雑感 |
2021.09.24生活全般において「やらないこと」を意図的に増やしていってる。もう数年前から髪を切りに行かなくなったし(ボウズなので自前のバリカン)、インスタの情報もほぼ追わなくなった(発信のみ)。3ヶ月くらい前からお酒を一切飲まなくなったし、甘い物や白米・パンなどの糖質も、習慣として摂らなくなった。食事を変えたのは大きくて、非常に身体が軽くなったし(物理的にも)、頭の中もクリアになってる気がする。欲を言うと家事や散歩以外で、負荷大きめな運動にまとまった時間をとれるようになるとベストかなーと。自営は特に、健康な身体がすべての土台なので、今のうちから家族全員の身体を大事にしていきたいという意識が強くなってきた。健康面だけじゃなく、お金も時間も無駄をカットできるのもいい。兎に角、仕事も家庭も区別なく必要不可欠(最低限)なものだけで構成していたい。絶賛イヤイヤ期到来中の子育てにしても、「やらないこと(子どもに言わないこと)」を増やしていく、というのが生来の神経質にとっての目下の課題。
講評 |
2021.08.08
IFDAの図録が届いた。こうやってきちんとアーカイヴされると、少しは受賞の実感が湧いてくる気がする。今年は審査員の講評がIFDAのサイトに掲載されていなくて「今年は無いのか〜」って少し残念がっていたけど、図録に収録されていてよかった。審査員の一人であるデザイナー、マイケル・ヤング氏の講評より抜粋。
“個人的には、シルバーリーフ賞を受賞した「三本脚のドロワー」が最も印象的でした。この作品はデザイン性もアート性も兼ね備えています。繊細そうな見た目に反し、非常に力強い存在感があるため、商品として成功する可能性を強く感じました。”
「デザイン」と「アート」。言葉が本質から逸れて氾濫するのは世の常だけれど、ぼくらにとってはこの二つは不可分だし、いつでも一つのものだと思ってる。純粋に作品のみを通じて そこをまるごと評価してもらえたのは、これまでとはまた違った手応えを貰えた気がする。これからも信じて進んでいきたい。
isola design awards |
2021.07.06続けてのご報告。先日のドロワーと岸本挽物の NEWTONS が、昨年からオンラインコンテンツが始まった isola design district のアワードにノミネートされた(アワードはたぶん今年が第一回)。イゾラ地区は2015年のミラノ万博に合わせて再開発され、近年サローネにおいても注目度の高まってきているエリア(らしい)。こうして少なからず世界中の人が目にする場に、しかもオンライン上で気軽に居合わせられるのも、コロナで加速したこととは言え、時代の流れだよなぁと。
アワードの方はというと、一般投票から審査員投票、スポンサー賞まで一通りあるよう。一般投票は7/16までとのことで、清き一票を投じてやるかという方はこちらからぜひお願いします。
Newtons
https://isola.design/awards?url=Designer-Projects-Newtons
Three-legged drawer
https://isola.design/awards?url=Designer-Projects-Threelegged-Drawer
IFDA2021 |
2021.07.06IFDA(国際家具デザインコンペティション旭川)2021にて、次点であるシルバーリーフ賞を頂いた。作品の詳細はこちらから。あまり実感がないけど、今後このプロダクトを通して、また次の縁があるといいなと思う。
製作にご協力いただいた皆様には、時間の無い中、クオリティの高い仕事でサポートいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
三本脚のドロワー
http://studio-yo.com/works/403
掲載情報 |
2021.06.16Daiichi Rubber のラバーブーツ RAKA が、Casa BRUTUS 2021 VOL.255 7月号にて「日本の日用品、名品100」として掲載されました。多くの日本の素晴らしい日用品とともに掲載いただいて光栄です。スタイリストの中田さま、いつもありがとうございます。メディア掲載って大体、ブランド名や販売元のみの紹介が多いけど、今回(たぶん企画意図として)デザイナー名もちゃんと明記してあり、有難く、また励みになります。同誌にはスタイリスト大橋利枝子さんの愛用品として、杉工場の商品も紹介されてます。
RAKA のおかげで、雨の日の保育園の送り迎えも快適。なにより歩くのが楽しい。手前味噌ですが、おすすめです。
http://studio-yo.com/works/501
雑感 |
2021.05.28“費用対効果”
この言葉を用いているうちは、複雑に絡み合った資本主義の糸はいつまでも解けないように思う。(本質的な)効果が簡単に算段できるような世の中じゃあない。何を信じ投資するのか。経営者の了見が厳しく試される時代。