いざわせいとう |
2017.02.03
商品開発を手がけさせて頂いている新ブランドを「ててて見本市2017」に出展します。出展する商品群は、愛知県碧南市で親子三代にわたり続く素焼鉢メーカー「井澤製陶」と開発した新しい素焼鉢です。おととしの夏から約一年半、相方にも初期からディレクターとして全体を見てもらいながら、メーカーのお二人と一緒に丁寧に作ってきたつもりです。今年春の販売開始を予定していて、展示会前にティザーサイトを公開しました。
izawa-seito.com
写真、グラフィック、グリーン、WEBと、素晴らしい方々と恊働させて頂いて作りました。ぜひご覧頂けたらと思います。今から展示会での反応が楽しみです。
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ててて見本市2017
日時 : 2017.2.8 (水) – 2.10 (金)
11:00 – 19:00 (最終日は17:30まで)
場所 : スパイラルホール (東京都港区南青山5丁目6-23 スパイラルビル3F)
※ててて見本市はバイヤー・プレスの方を対象にした商談会となります。招待状をお持ち頂くか、こちらのお申し込みフォームから事前のお申し込みが必要です。
年末 |
2016.12.26年末のこの時期にインフルエンザで5日間自宅療養…なんとも締まらない年末となりそうです。たいしたことなくて良かったんですが、家のベッドで寝ながら、自然と今年一年を振り返る機会になりました。今年は新作プロダクトのリリースなどは出来ず、開発に徹した我慢の年となりました。来年のリリースに向け、ゆっくりとではありますが着実に進んでいるはずです。来年はプロダクトのリリースはもちろんなんですが、チーム(2名+犬)としてどの方向に進んでいきたいのか、自分たちに何が出来て、何を大切にしているのか。そういった外に向けての情報をもう少し整備していく必要があると思っています(現状がやって無さ過ぎというのはありますが)。
今月4日は親父の一周忌で鹿児島に帰っていました。少しでも胸を張って報告できるような仕事をしたいです。
声 |
2016.11.11
モノのフォルムや色、テクスチャ、その他もろもろ。その発している声に耳を傾ける。
前職である THE CONRAN SHOP のディスプレイの現場で教わったことです。人間でもそうですが、しっかりと主張している人やモノは、なるようになるんだと思います。みんなが聞き逃すような声にならない声に、つぶさに耳を澄ます。言い方を変えると、対象そのものよりも、その「見方」が大事というような事だと思います。先入観や社会の常識、自分のエゴや雑念その他もろもろ、、その声を邪魔する「雑音」は多いです。相方や一緒にお仕事をさせて頂いているクライアント、共にチームを組む他の作り手と話していて、自分の聞き落としていた声にはっと気付くことがあります。聞き落とさないよう、そっと耳を澄ますことが大切なんだと思います。
9.24 |
2016.10.08FOR STOCKISTS EXHIBITION 2016 |
2016.09.07雑感 |
2016.05.24
自宅のリビングで使っているCDチューナーシステムです。無印のものではなく、松下電器(現 パナソニック株式会社)のSL-PH7です。数年前、相方がプレゼントしてくれたもので大切に使っています。
デザイナーの西堀晋さんは、ここでいうまでもなく、Appleでご活躍されていたプロダクトデザイナーとして有名です。新卒で勤めたメーカーで、デザイナーの先輩から初めて西堀さんの存在を教えてもらったときは、いろんな意味で衝撃を受けました、。なんでも西堀さんは、当時の日本のオーディオ家電の市場に疑問を感じ、この商品を自主的に企画し、良品計画に自らセールスし結果を出したそうです。デザインがどうこう、というより西堀さんのそういった強い信念や、ものづくりや生活に対する愛情、しなやかな生き方に大きな影響を受けました。メーカー時代、日頃のデザイン業務に疑問を感じ、仲間と一緒に新たなスニーカーブランドを立ち上げたいと思ったのも、その一つです。毎日仕事をしていると、良い事もあれば良くない事もままあるんですが、このプロダクトを見ると、その頃の初心というかシンプルな気持ちに戻れる気がします。いつかお会いしてみたい方の一人です。
Prototyping |
2016.02.12英語 |
2016.01.27深夜まで眠れず、なんとなく書いてます。
新年から新たに始めたことが一つだけあります。毎日2〜2.5時間ほど、英語に触れる時間を作るというものです。きっかけは、年末に帰省したときに、実家の本棚でたまたま手にとった英語習得のノウハウ本でした。あえてタイトルは伏せておきますが、それが妙に腑に落ちる内容で、やるならもう今年しか無いだろうと一念発起した形です。これまでも、いつかは、、と思いながら、英語学習らしいものに取り組んだ時期は何度かありましたが、自分にとって都合のいい言い訳を作っては長続きしてきませんでした。父は生前いつも「世界で通用する仕事をしろ」と言っていました。一地方公務員という立場ではありましたが、20代のときは研修として世界をぐるっと一周してきたような人でした。言語に左右されずに、自分自身の言葉で、抱いている感覚のニュアンスまでコミュニケーションがとれる。世界がぐっと広がる感じがします。これは自分だけが感じていることではないと思いますが、最近の日本は息苦しささえ覚えます。
取り組み始めて1ヶ月が経とうとしていますが、幸いまだ投げ出していません。楽しんでやれてます。しばらく経って挫折してたら、そのときは笑ってやって下さい。
2016 |
2016.01.04父がいなくなってちょうど一ヶ月が経ちました。正直まだ実感が無いところがあります。ただ、30年かそこら生きてきて、こんなに人生について真剣に考えたことは無かったかもしれません。こういった出来事は誰しも、否が応にも今後の仕事、生き方に影響してくるものなんだろうと思います。
喪中ということで、年始のご挨拶も控えさせて頂きました。お知らせが行き届かず、年賀状をお送り頂いた皆様、申し訳ありません。ありがとうございます。
2016年、クライアントにとっても、自分たちにとっても、より「らしい仕事」をつくっていければと思ってます。本年もどうぞ宜しくお願いします。