一年 |

2015.11.15

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大濠に越してきてあっという間に約一年が過ぎました。気が付けばもう年末、、恐ろしいです。
一年この場所で暮らしてみて、いろんなものの密度、人との距離感、時間の流れ方がとても自分たちの肌に合っている気がしてます。働き方も変わりました。

都市がコンパクトで食べ物が美味しくて家賃が安くて〜と、よく謳われる「福岡な理由」も勿論結構だとは思うんですが、もっと小さな理由の方が個人としては重要だったりします。毎日リビングの窓から見える景色だったり、犬と散歩に行った公園で、いつも楽器の練習をしている知らない人の演奏だったり、決して愛想が良いとは言えない近所の焼鳥屋だったり。ルーティン化してる日常の一コマが好きかどうか。自分たちにはそれが大切な気がしてます。

 

家から徒歩1分の大濠公園も、ス◯バとは反対側にあたるウエストコースト(勝手に命名)や、マツ林のある中洲の方が、人が少なくて何かを考えるにはおすすめです。

X th |

2015.09.09

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無事展示会も終わり、福岡に戻って来てます。ストッキストも今年で10年という節目の年でした。10年続ける、って途方もなく大変なことです。運営されている方々には頭が下がります。

今回は初めてスニーカー以外の商品も出展があり、どういう反応を得られるか、楽しみ半分、不安半分だったんですが、上々の反応を得られてひと安心です。特に同じ出展者の方からの反応が良くて、個人的に購入を希望して下さる方もいたりで、それが一番うれしかったです。
PLACERWORKSHOP の新商品のポットは、10月下旬の発売を予定しています。少しでも早く蘭と一緒に楽しんで頂けるようにしたいと思います。

ストッキスト関係者の皆さま、10年お疲れさまでした。

FOR STOCKISTS EXHIBITION 2015 |

2015.08.31

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今年も、東京・池袋で開催される業者向けの合同展示会「FOR STOCKISTS EXHIBITION 2015」に参加します。
今回は GOOD WEAVER ブースのスニーカーに加え、PLACERWORKSHOP からオリジナルのポットを発表します。また出展者の皆さんや、多くの来場者の方とお会いできるのを、今から楽しみにしています。

詳しくはこちらをご覧下さい。

上勝 |

2015.08.27

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これもだいぶ事後報告になってしまって申し訳無いんですが、、8月1日に徳島県の上勝町というところにある、Cafe polestar でトークイベントとワークショップをさせて頂きました。「上勝百年会議」というイベントの一貫で、僕が今回掲げたテーマは「そこにあるものと商品開発」。上勝町という場所は、日本の中で先駆けて「ゼロ・ウェイスト」を政策として掲げ、自治体としてゴミをゼロにする(なるべくゴミを出さない、出たゴミをリサイクルする)事に取り組んできた町です。また一方で「葉っぱビジネス」と言われるような食事に添える葉ものの販売で、お年寄りの生産者の方々が元気な町でもあります。「そこにあるもので」という、ある意味制約ともとれる考え方が、むしろこれから大切になってくる気がしています。それは小さなコミュニティでも地球規模でも。ワークショプでは「デザイン思考」を用いたブレストを実践しました。

最後になりましたが、上勝でアテンドから運営まで本当に奔走して頂きました、東さん松本さんご夫妻を始めとするスタッフの皆様、参加者の皆様、そして今回良縁を下さったデザイナーの川路さん、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

写真は上勝の棚田です。残していきたい風景ですね。

Recommend |

2015.08.25

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次回、と書いておいて更新してなかった東京での展示巡りについて少し情報を。特に良かったのは原美術館のサイ・トォンブリーの回顧展と、東京都現代美術館で開催中の「ここはだれの場所?」という展示。

特にヨーガン・レールさんが亡くなる直前まで取り組まれていたプロジェクトが本当に素晴らしくて感動しました。「行動する事」の強さですね。福岡のギャラリー関係者の方には、ぜひ福岡にも彼らの素晴らしい取り組みを知ってもらう機会を、と強く願います。トォンブリーは8月末まで、ヨーガン・レールさんの展示は10月12日までです。おすすめです。

Hotel Okura Tokyo |

2015.07.27

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9月には建替えが決まっているオークラに宿泊する目的で、2泊3日で東京に行ってきました。ここで言うまでもなく全てにおいて素晴らしいんですが、宿泊してみて肌で感じたのは「接客」や「直接目に見えない部分」の質でした。

1日目の深夜、ホテルへ帰りほぼ誰もいない本館のロビーで、束の間の時間ゆっくりと過ごしていました。僕らがその場からいなくなり2階の通路から下を見下ろすと、一人の従業員が漆塗りの円卓の周りに立ち、乱れた椅子を整え始めました。ただなんとなく整えるのではなく、慎重に、そして確実に幾何学の基準に沿ってそれは行われます。円卓の周りに整然と梅の花びらのように配された椅子たちを見て静かに感動しました。自分たちもこういう仕事がしたいものです。

東京では美術館や展示を中心に回ったんですが、それはまた次回で書こうと思います。

名古屋出張 |

2015.07.19

少し前からですが、名古屋のメーカーさんとの新しいプロジェクトがスタートしていて、2日間ほど名古屋に行ってきました。

普段は、拠点としている福岡のクライアントの仕事が中心なので、県外の案件は決して多くはないんですが、直接顔を合わせてやり取りできる機会が少ないからこそ、人と人との関係性が重要になってくるとあらためて感じています。一言でいうと「信頼」という言葉でしょうか。逆にお互いのそれが弱いと、良いものが作れない気がしています。そういうご縁はなかなかあるものでは無いので本当に有り難いです。大切に、そしてしっかりと踏みしめながら、一緒に前に進んでいければと思っています。

不確定 |

2015.05.18

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進行中のプロジェクトの模型。これだけだと何なのか分からないと思うんですが、6月には一応お見せできるものになる予定です。

最近は特にそうなんですが、簡単な材料での手あそびからデザインが生まれる事が多いです。「生む」というよりも「生まれる」感じというか。本当に最初の最初は何者でもないオブジェクトでしかなくて、手でああでもないこうでもないと切ったり貼ったりして遊んでいるうちに「これ◯◯になるじゃん」という具合。スケッチなどから出発するものとは違う、その不確定なプロセスがまた面白くて癖になってます。あとは色が決まりません、。

河井寬次郎展 |

2015.04.12

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知りあいから勧めてもらい、北九州市立小倉城庭園で開催中の「土と炎の詩人 河井寬次郎展」へ足を伸ばしてきました。展示されている作品のエネルギーも然ることながら、本人の言葉も心に刺さりました。特に河井寬次郎本人の肉声を収めた映像はお勧めです。19日まで開催中なので、ご都合あう方是非。

去年の年末 |

2015.02.21

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ご縁があって、ビームス fennica のディレクターである Terry Ellis さん、北村恵子さんと福岡でご一緒させて頂く機会がありました。お二人の活動は以前から知っていて、自分も影響を受けた一人だったので、非常に濃密で刺激的な時間でした。その日たまたま、いつも愛用している fennica オリジナルのチノパンツを履いてたんですが、そのあまりのボロボロ具合を見て、Ellis さんが興奮気味に「こんなに履きこんでくれてうれしいよ。これ、原宿のベルベルジンで売れるよ(笑)」とおっしゃってきて。挙げ句の果てには「同じ新品のパンツを送るから、君のを譲ってくれないか?」という信じられない提案まで。5年ぐらい履いてたものだったんですが、ディスプレイの現場でもガンガン履いてたので、破れ、擦れ、ペンキ、酷い状態で、正直みすぼらしいからもう買い替えようか…と思っていたくらいでした。こんな、わらしべ長者的なラッキーがあっていいのかと戸惑いながらも、僕にとっては忘れられない出来事になりました。

その日は、Ellis さんと色々なお話ができて。スニーカーのこと、こけしのこと、お二人が BEAMS London にいた頃のこと。中でも一番印象的だった言葉は Ellis さんの「僕らはデザイナーじゃなくてバイヤーだからね」という一言でした。デザインを生業としている者として考えさせられる言葉です。

 

写真は、Ellis さんに送らせて頂いた履きつぶしたチノパンツ。ベルトループ切れる寸前です。